
ノーベル賞を受賞すると他の大きな科学の賞は受賞できないのですか。それはなぜですか。
科学者に与えられる賞として、国際的に有名な賞がいくつもありますけれど、
ある科学者がノーベル賞を受賞してしまうと、他の大きな科学の賞は受賞できなくなる場合が多いのですか。
それはなぜですか?
投稿日時 - 2007-03-23 20:03:19
ノーベル賞のようなレベルになると私にとって別世界ですが、賞関連の自分の経験や見聞をちょっと記します。
ある業績が最初に認められるのは結構マイナーな賞です。そのあと、大学や企業や学会などがもうちょっと格上の賞に推薦します。格上の賞は、有象無象の多数を相手にして審査しますが、このとき、格下の賞で既に認められた実績があればそれはある程度確かな業績でありゴミではないということを示すことになります。受賞歴が無い業績に対し格上の賞を与えるのは、審査に失敗するとまるでゴミの業績に授賞することになり、授賞団体にとりかなりのリスクです。マイナーな賞の受賞は審査にあたり大きな得点です。これで格上の賞をゲット。
この手順を踏んで、マイナーな賞からだんだんと格上の賞まで、同じ業績で何件かの賞を受賞するというのがよくあるパターンです。よくあるパターンということで全部が全部こうじゃないでしょうけど。
格上の賞が与えられた業績に対し、あらためて格下の賞が与えられるというパターンはあまりありません。推薦団体としてはいまさら格下の賞に推薦しても意味を見いだせません。
推薦ではなく、賞を与える団体が自分で授賞対象を探すとしても、格上の賞を受賞済みならやはり遠慮するでしょう。与える意味もあまり無いですし(賞というものは、まだ認められていないものに与えるのが一番意味があるものですから)。
ただし、ある業績で格上の賞を受賞した人が、全然別の業績でまた改めてちょっと格下の賞を得ることはあると思います。その場合でも、ちょい格下ということであって、格上の賞で高名になった人がごくマイナーな賞を受けるということは考えにくいです。授賞団体としてはそんなことおそれおおくて出来るものではないはずです。子供が大人を「君は偉い」と褒めても笑われますから。
投稿日時 - 2007-03-24 15:48:34
ご回答をありがとうございました。
賞の選考のしかたについて、とてもよく理解することができました。
格上の賞(ノーベル賞)が与えられている人を、格下の賞に推薦する人がいないからというのは、説得力のある理由と感じました。
大変参考になるご回答でした。感謝いたします。
投稿日時 - 2007-03-24 16:24:40
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回答(4)
「受賞できなくなる」ってことはないと思うんですけど....
もっとも, ノーベル賞+京都賞ってのは難しいんじゃないかなぁ? この 2つって, 分野がほとんど別ですよねぇ.
投稿日時 - 2007-03-24 00:39:30
ご回答をありがとうございました。
2002年にノーベル賞(医学・生理学)を受賞した シドニー・ブレンナー(Sydney Brenner)博士は、1990年に京都賞を受賞しています。
ですから、「ノーベル賞+京都賞」の受賞は可能なわけですが、
もしブレンナー博士が、先にノーベル賞を受賞していたら、京都賞を受賞できたのだろうか、と疑問を持っているわけです。
大変参考になるご回答でした。感謝いたします。
投稿日時 - 2007-03-24 01:38:20
ノーベル賞を2回もらった人もいるそうです。
http://home10.highway.ne.jp/takupaku/nobel.html
他に、大きな賞に、なにがありましたっけ?
投稿日時 - 2007-03-23 21:17:00
ご回答ありがとうございました。
ノーベル賞を2回受賞した人たちについては知っています。(ジョン・バーディーン、マリー・キュリー、フレデリック・サンガー、ライナス・ポーリングですね。)
ノーベル賞以外の大きな賞としては、「ウォルフ賞」、「ラスカー賞」、「キング・ファイサル賞」、「ベンジャミンフランクリンメダル」、「ガードナー賞」、「京都賞」、「日本国際賞」、等が有名ですね。
投稿日時 - 2007-03-23 23:55:04